きのこてぬぐい

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きのこを愛する人がつくったきのこてぬぐいは格別です、みているだけで愉しくなってきます。ちなみにこちらは2011年秋の関西菌類談話会のてぬぐいです。写真には写っていないのですが右下にまつたけちらしとあります、もう字だけで菌臭が漂ってきそうなてぬぐいです。

Where is the forest of Sonokinoko?

滋賀は長浜のお店(ツル レジェンド)で服を買ったら「もしかしてお好きじゃないかと思って・・・」とある古書店を紹介して下さいました。

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それがさざなみ古書店だったのです。きのこ文学作家である小川洋子さんの「薬指の標本」と「刺繍する少女」(両方ともハードカバーです!)を購入しました、それでお話させて頂いたらなんと九州より長浜に移住され古書店を開かれたのですって、よくぞ滋賀に来て下さったと、そしてこんな素敵な古書店を開いて下さるなんて!そして店主さんはそのきのこの憧れである川沿いのお家にお住まいなのです。これがまぁ〜素敵なこと素敵なこと。まるでお話の中に迷い込んでしまったような素敵な古書店です。
さざなみ古書店の店主さんのブログはこちらです!順番に読ませて頂くとこれまたお話のような展開です。

試験管は細身で、掌におさまるくらい小さく、口にはコルク栓がしてあった。そのコルクのところに、たぶん標本を依頼した人のものであろう名前と、他に数字やアルファベットをタイプしたシールが貼ってあった。
きのこは全部で三つだった。軸の先まで入れても数ミリくらいの大きさしかなく、かさは楕円形で、真ん中が赤血球のようにくぼんでいた。少しでも試験管を動かすと、それらはぶつかり合いながら、気ままに上下した。「薬指の標本」より

高橋睦朗の「J・Cからの贈り物」

きのこ学会の入会資格はむずかしいわけではない
きのこを愛すること人間を愛するごとくであること
むしろ きのこ視点から人間を見ることを
学ぶ謙虚さと自由とを 持ちあわせていること
たとい そのきのこがはでな毒を持っていようと
人間の価値基準から踏みつぶしたりしないこと
きのこが人間を踏みつぶさない事実に準うこと
きのこ学会の議長席はつねに空席であること
光栄ある椅子を占めることのできる光栄は
きのこ以外の者の所有ではありえぬこと