キノコ最前線 福岡伸一編

今日のキノコ最前線は生物学者の福岡伸一さんです。そのきのこは福岡さんがテレビに出ておられるとジーっと見入ってしまます、この前ラジオで福岡さんが話されてて、ついつい音を大きくしてしまいました。なんでかわからないけれど非常に気になる方です。キノコ的ってなにかって考える上で非常に多くのヒントを含んでいる方のようです。

私は「美醜」を物事の判断基準にしています。真か偽か、善か悪か、いろんな基準がありますね。自然科学は真偽が絶対的基準と思われがちですが、科学的な真偽って実は流動的で、正しいと思われたものが間違いだったり異端の説が正論になった例は多数あります。道徳や倫理の善悪、正邪の基準も歴史軸や文化、宗教などでも変わってしまう。なのに科学的に真だから受け入れなさい、道徳的に善だから従いなさいと言いがちで、真偽、善悪などの基準は簡単に均質化圧力になります。美醜は違います。ルリボシカミキリを、フェルメールの絵を美しいと思うのは極めて個人的で何にも束縛されない。科学的成果を評価する時も、自分の生き方を決めるときも、私は「美しいもの」を選びたいと思います。

キノコ最前線 ホンマタカシ編

ホンマタカシ個展『その森の子供』、会場は代々木の新ギャラリー「blind gallery」!!!

ホンマタカシの個展『その森の子供 mushrooms from the forest 2011』が、東京・代々木VILLAGE内の新ギャラリーblind galleryで12月17日から開催される。

都市や子供をテーマにした作品を発表する一方で、山や海や草木などの自然を撮影した作品も多く発表してきたホンマタカシ。今回の個展では、森ときのこを被写体にしたプリント作品25点を展示する。出展作品が撮影された森は、高い放射線量が検出されたため野生のきのこを食べることが禁じられた場所だという。

また、同展にあわせて同名の写真集も刊行。今回の会場では同写真集の先行発売が実施される。なお、blind galleryは、今年11月にオランダのアーティスト、ヘルマン・デ・フリースの個展をプレオープンエキシビションとして開催しており、今回の展覧会でグランドオープンを迎える。

あぁ!これは見に行きたいな行けるかな?

キノコ最前線 伊勢丹編

あぁ〜今年もまた素敵すぎます!ため息さえも出ないほどの素敵さです。去年そのきのこは伊勢丹のお客様の声にどれだけクラウス・ハーパエミさんのクリスマスディスプレイを楽しみにしているか投函しておいたのです、ふふふ!声が届いたのか今年も三年連続クラウス・ハーパエミ!
せっかくなので去年の去年はこんなです。きれいなキノコがいますね!
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去年はこんな!
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今年は真っ白!美しい!
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ぜひぜひこちらをご覧下さいね、きっといい夢が見られますよ!

キノコ最前線 ねずみ男編

今日のキノコ最前線はキノコ的というものを考える上で非常に多くのヒントを与えてくれる、遂にあのお方の登場です!
人間と妖怪のあいだの半妖怪であられ、あの世とこの世の境から現世に迷い込んだ「ゲゲゲの鬼太郎」よりねずみ男さんの登場です!

どこがキノコ的かって?まずはファッションがキノコ的!黒でもなくて白でもない全身ねずみ色。黒でもあるし白でもあるし曖昧で中途半端の代表のようなお方です。おまけに怪奇大学不潔学科卒なんですって。
次は内面的なこと、お金に弱く欲に溺れやすい俗っぽい面と、愛読書は「清貧の思想」という聖なる面を併せもっておられます。
ねずみ男さんの名言の中に

「おやじおこるなよ だれだって利害によってあっちについたりこっちについたりするもんだ 人生ってそんなもんだよ」

というのがあります。おおお!非常にキノコ的!あっちウロウロこっちウロウロ、二つの世界を行ったり来たり、このぐらいのしたたかさがこれからの時代要求されてくるって思います、ホントに。
ねずみ男さんの名言にこんなのもあります。

「人間はおたがいに助け合い そして利用しあわねば いかんよ」

ねずみ男さんの能力の一つに寄生能力というのがあります、

どんなに困窮しても、他人の生活に擦り寄って最低限の生活を確保する能力がある。

利用とか寄生ってマイナスなイメージの強い言葉ですが、きのこ好きの私たちならばマイナスイメージを払拭するぐらいの勢いでねずみ男さんの名言を受け止めたいものです。
皆さんのまわりにもなんだか憎めない、気のおけない、胡散臭いねずみ男みたいな人いませんか?
本当の意味でこの世界に彩りをそして奥行きを与えてくれるのはこんなねずみ男のような存在なのかもしれませんね。

キノコ最前線 マッシュルーム・ナイト編

10月8日にTRAUMARISで行われたマッシュルーム・ナイトの様子を・・・

きのこ好きの皆で見るキノコ映画は格別でした!だけどじっくりも見て見たい!

まずは「かもめ食堂」

そして「ALICE」


「真夜中の弥次さん 喜多さん」
「マタンゴ」

あぁやっぱりどれもDVDほしいなぁ~
ほんとキノコ映画ってどれとっても素晴らしい!

キノコ最前線 飯沢耕太郎『きのこのチカラ』    マッシュルーム ナイト編

飯沢耕太郎
『きのこのチカラ きのこ的生き方のすすめ』
(マガジンハウス)発売記念

マッシュルーム・ナイト

近所の小父さん、ことキノコ文学研究家としても知られる、
写真評論家・飯沢さんが、厳選したキノコ映像を背景に、
キノコをめぐる素敵なお話をしてくださいます。
キノコ料理の数々もご用意して,キノコづくしでお待ち申し上げます。

日時:10月8日(土)  19:00~

金額:1500円(1ドリンク、1キノコ料理込み)

予約:info@traumaris.jp

出演:飯沢耕太郎(キノコ文学研究家、写真評論家)

上映:「かもめ食堂」「不思議の国のアリス」(食事中)
「真夜中の弥次さん 喜多さん」「マタンゴ」(食後)など
キノコ映像特集とトーク

特典:マッシュルームカット、全身きのこファッションで
ご来場の方には1ドリンクor1キノコ料理!

*詳細はこちらです!

10/8はマッシュルームカットの人が恵比寿に多数増殖するでしょう!あぁ~たのしみです!

キノコ最前線 ティンカー・ベルと月の石編

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あぁたまりません、これはきのこの椅子に座っています!
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これはティンカー・ベルのお家、きのこの階段です。
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これは気球を繋ぎとめてるきのこ!
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これはクライマックス、「聖なる杖」をおさめるきのこです!(ティンカー・ベルと月の石より)

ネバーランドにある妖精の谷=ピクシー・ホロウに、秋の到来を祝う≪秋の祭典≫が近づいてきました。今年は、祭典の夜に青い満月が昇る8年に一度の特別な年です。青い満月の光が祭壇の「聖なる杖」に納められた<月の石>に射し込むと、妖精の命ともいえる「青い妖精の粉」が生まれるのです。ティンクはその「聖なる杖」を作る大役を任され、代々受け継がれてきた<月の石>を預かります。ところが、親友テレンスとの友情にひびが入ったとき、何と大切な<月の石>までも砕けて粉々に!このままでは、妖精たちは魔法の力を奪われてしまいます!今や、ネバーランドの未来を救えるのはティンクだけ。青く輝く<月の石>、スリルに満ちた洞窟、伝説の海賊船、願いを叶えてくれるという魔法の鏡・・・伝説が息づく広い世界で、ティンクは綿の実で作った気球をあやつり、困難を乗り越えて、前へと進んでいきます。

この妖精の粉と、きのこの胞子はとってもよく似ているんですよ!きのこばっかり見てしまってストーリーが全然わからなくなってしまうので、結局5回もみてしまいました。この妖精の粉と信じる心があれば空を飛べるそうなんです。