マシューは貧しいねずみ一家のひとり息子。両親は医者になってくれたら!と期待しているが、将来何になりたいか聞かれても、答えられない。ある日、美術館に行って、心を奪われる。美術館ではいろいろな色が重なり合い、遠くから音楽が聞こえて・・・・「ここは世界がまるごとある」と気づいたマシュー。その夜、素敵な夢を見て、目覚めると両親に叫んだ。「ぼく絵描きになる」と。やがて、マシューは有名な絵描きになった。マシューはまさにレオニ自身。彼の芸術家としての生涯が語られたお話だ。

(レオ・レオニ絵本の仕事より)

本当にどの作品も大好きなのですが今回とても印象に残ったのがこの「マシューのゆめ」です。きのこはでてきませんが読まれたことのない方は是非一度読まれてみてはいかがでしょう。