キノコ最前線 昼の家、夜の家編


文學界で紹介されていた「昼の家、夜の家」素晴らしい!素晴らしい!素晴らしい!

万物は常に流れ動いていて、人は生よりも死に近い。しかし、そんな世界を提示しながら、小説に暗さはなく、むしろ軽やかな雰囲気が漂う。それは、多様な世界や人間に対して向けられる、作家自身の優しい眼差しのためだろう。本作ではキノコが重要なモチーフになっているが、動物でも植物でもなく、死んだものの上に命を紡ぐこの菌類を、世界の曖昧さや多様性を認める、こうした寛大さのシンボルと捉えられるかもしれない。「(訳者あとがき)より」

表紙もとっても素敵です!

キノコ最前線 文學界二月号

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あぁぁぁついに最終回がきてしまったのですね。
第14回はきのこ料理のレシピです、読んでしまうのが勿体ないと思いつつ誘惑に負けて読んでしまいました。
すごいすごい本が紹介されているではないですか!実はこれから読むんです。さてさて夜は更けてきましたので読書の時間とします。

なぜだか

Earthstar
なぜかこの胞子を吹き出すきのこを
見ると思い出されるのが
岡本太郎さんのこの言葉

人間は精神が拡がるときと、
とじこもるときが必ずある。
強烈にとじこもりがちな人ほど
逆にひろがるときがくる。

どちらが先か?

Wilder Hausschwamm (Serpula himantioides) Hymenophor
モンブランが食べたいから
モンブランに見えるのか?

モンブランに見えるから
モンブランが食べたいのか?

ぶつぶつ言ってますが
モンブランで頭はいっぱいなんです