キノコ最前線 ティム・バートンが『不思議の国のアリス』を撮影中

キノコが好きならアリスも好き。アリスが好きならキノコも好き、ですよね。なんと、『シザーハンズ』などで有名なティム・バートン監督が、新作映画『不思議の国のアリス』を撮影中なんですって。↓約90秒のトレーラーです。

公開は2010年5月の予定だそうで。楽しみですね。アリス、しっかりキノコを見上げています。
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詳細は Wired Vision で。

キノコ最前線 ピーター・グリーナウェイ編

きのこ好きの皆様いかがお過ごしでしょうか?きのこが境界線のむこうとこっちを行ったり来たりするという様に惹かれる方は多いのではないでしょうか?そこで今日は境界線を行ったり来たり、とってもキノコ的なイギリスの映画監督ピーター・グリーナウェイの登場です。これでもかこれでもかという程のシンメトリー、数字、記号、遠近法の多様更には死と性の残酷で過激な映像で目を覆ってしまいたくなり嫌悪感を覚え始める、ふと自分が引いていた境界線さえもどこにあったのかと混乱してきた頃グリーナウェイの更なるマジックは続きます、あとは溢れんばかりの色彩と圧倒的な映像美とマイケル・ナイマンの音楽がとんでもない世界に連れて行ってくれること間違いなしです。
余談ですがグリーナウェイはジョン・ケージから非常に大きな影響を受けたとのことです、うーんきのこは繋がっている。

・皆様の菌線の触れる作品を見ていただけたら最高です、画像は参考までに掲載しました。

マタンゴ

このサイトをご覧の皆様の中に、「最も好きな映画は何か?」と問われて「マタンゴ」以外の映画の名前をあげる人がはたしてどれほどいるのでしょうか。…きっとたくさんいますよね。っていうか、「マタンゴが一番すき」なんて人そうはいませんよね。

念のため、この映画をご存じないインチキきのこフリークの皆様のために簡単に説明しておくと、「マタンゴ」は1963年公開の東宝制作のホラー映画です。原作は、1907年に出版されたウィリアム・ホープ・ホジスンの「The Voice in the Night(全文が公開されています)」です。映画のあらすじは、

豪華ヨット「あほうどり号」で海に繰り出した7人の若い男女が遭難し、無人島に漂着した。そこはカビと不気味なキノコに覆われた孤島で、キノコ以外に食料はまったくなかった。やがて彼らは食料と女性を奪いあい、対立しあう。そんな飢餓と不和の極限状態の中、不気味な怪物が出没しはじめる。マタンゴ – Wikipedia

てな感じです。DVDも売られていますがthe Internet Archiveでも公開されてました。

90分近くあります。今晩の過ごし方が決まってしまいましたね。うふふ。