ブルーナさんの描いたきのこ


16日に亡くなられたディック・ブルーナさんが描かれたきのこです。そのきのこももれなくミッフィーちゃんが大好きです。シンプルなシンプルなフォルムや繊細な線になんともいえない色合いが”きのこ”というモチーフひとつからでも伝わります。

ブルーナさんのキノコ

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ブルーナさんの描いたキノコです、シンプルでなんともかわいいキノコです。ポストカードなのですが嬉しくて5枚買いました!シンプルっていいわぁ〜なんて思っていたらちょうど為末大さんのツイートが目について

世の中は複雑で、何かが変われば全体もまた変容し、つまりいつまでたってもつかみ所が無い。だからシンプルに言い切り、こうだと答えを言ってくれるものに人は弱い。シンプルはいい。でも何を切り捨てたかわからない、人からもらったシンプルは毒になる。

そうか!シンプルに人は弱いのね、まっそのきのこはきのこだけれども、だけどやっぱり自分のシンプルを探すことにするわ!

キノコ最前線 ディック・ブルーナ編

震災や原発事故におびえ、悲しい思いをしている子どもたちに向け、絵本の主人公ミッフィー(うさこちゃん)のイラストとメッセージが26日に届いた。作者のディック・ブルーナさん(83)がオランダから、朝日新聞あてに電子メールで送ってくれた。

あまり泣かない子うさぎが大粒の涙を流している。しかも2粒も。あえて色はつけなかったという。鉛筆で力を込めて「日本のみなさまへ思いを込めて ディック・ブルーナ」。簡素なイラストとメッセージのなかに、ブルーナさんの深い悲しみと優しさが感じられる。

 日本を訪れるたびに、ぼくが追い求める「シンプル」に共通する美しさに出会います。庭園や古い建物、家具、暮らし方などの中にあるシンプルな造形、そしてそれを大切にする人たちに接すると心がおちつくのです。それから最小限の言葉だけで情景や感情を伝える俳句や短歌、筆を使って墨で書く書道にも心惹かれます。日本は、暮らしの中にシンプルが根ざす、世界でも数少ない国だとぼくは感じています。

ちょっと前のことになりますがゴーゴーミッフィー展に行ってきました、祖父江さんバージョンのグッズなどをノリノリで買いました、実はもうちょっと買ったのです、小さい頃から親しんでいるミッフィーちゃんは特別なんです!
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キノコ最前線 ディック・ブルーナ編


きのこを好きになって驚いたことのひとつに子供がきのこに非常に興味を示すということです。きのこのカタチがなにか子供に訴えるものがあるのかな?きのこというオトがおもしろいのかな?とも思っていたのですが、どうも子供たちはきのこを通してもっともっと深いなにかを見ているような気がしていたのでした。で、で!世界中の子供たちから愛されているディック・ブルーナの登場です。
ブルーナはこんな風に言われているんです。

デザインはシンプルであることが一番大事。完璧であるだけでなく、できるだけシンプルを心がけるそうすれば見る人がいっぱい想像できるのです。これがわたしの哲学。

これですこれ!きのこのフォルムにも通じるものがありますよね、きのこは子供たちの想像の扉を開けちゃうんですね、だから子供はみんなきのこがおもしろくて仕方ないのです。きっときっと・・・
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これディック・ブルーナの描いたきのこです、ああ素敵!