キノコ最前線 岸本佐知子編


「きのこ文学大全」を読んでからというもの、小川洋子さんの本をよく手にするようになりました。そしたら新聞で小川洋子さんが岸本佐知子さん「気になる部分」の『ラプンツェル未遂事件』を紹介されていたんです。いてもたってもいられなくなって即注文しました。なぜなら『ラプンツェル』はそのきのこが子供の頃から大好きな特別な童話だったからです。夢中で読みました。そこでやっと気づきました。「きのこ文学大全」の「国際きのこ会館」のページを開け岸本佐知子さんの名前をドキドキしながら確認しました。「きのこ文学大全」の岸本佐知子さんは、「気になる部分」の岸本佐知子さんとなんと同じ方でいらしたのです。勘のいい方なら読む前に思いあたるのかもしれませんが、嬉しかったんです、きのこ作家さんだとは知らずに惹かれたということが、別にどっちだっていいんじゃないって思われるかもしれません。でもきのこ作家さんの作品だから惹かれるのと、惹かれた作品がきのこ作家さんの作品というのでは全然違いますからね。例えるならば、幼なじみとウルグアイでバッタリ遭遇するぐらいのありえない確率だっちゅうことです。とてもとても嬉しかったんです。

けれども、何かが気にかかっていた。心の奥に、何かこう、ひっかるものがある。私は子供の頃に読んでいた絵本「ラプンツェル」を本棚の隅からひっぱりだし、すばやくページをめくった。そこには・・・

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*一部いいえ、大部分「気になる部分」より引用させて頂きました。

*2月17日青山ブックセンターで行われる『きのこ文学名作選』刊行記念
 飯沢耕太郎×岸本佐知子 トークイベント
のこと考えたらもう嬉しくて嬉しくて。
雪で新幹線がどうぞ止まりませんように。

今日はきのこデー

今日は大阪では堀博美さん(キノコライター)と大竹茂夫さん(画家)のキノコナイトが・・・
東京では飯沢耕太郎さん×祖父江慎さんの『きのこ文学名作選』刊行記念トークイベント キノコにうっとりが・・・
豪華すぎる・・・
時代は完全にきのこですね
完全に・・・

I fell into a fairy ring.

キノコ最前線 きのこ文学名作選編

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こんなイカれた本が、ちがう!ちがう!
こんなイカした本が今までにあったでしょうか?
あぁ読みにくい〜
くるくる回転させながら読んだり・・・
自分が回ってみたり・・・
手のかかる子ほどかわいいです
もぅしょうがないなぁ〜