201204 ドイツ3 028

ドイツ・エルツ山地ではかつて錫の採掘が盛んに行われ、錫食器などが作られていましたが、磁器に取って代わられた後は、錫の人形や飾りなどを作るようになりました。
アンデルセン童話の『錫の兵隊』にでてくる兵隊はまさにその錫人形で、この童話が書かれた19世紀にはたくさんの錫の人形や壁飾りなどが作られていました。
その後、職人の数もだんだん減っていきましたが、現在でもドイツではこの錫のおもちゃが丁寧に作られ続けています。

うさぎがきのこを描いています。大きさはマッチ箱くらいです、とっても繊細につくられています。