上野の国立科学博物館で開催されている”菌類のふしぎ”展いってきました。そのきのこは、またまた確信を強めました。「きのこが人々に求められていることを、きのこを時代が求めていることを」

入場者は一日約3000人という大盛況、人気アニメの「もやしもん」のキャラクター商品の中には売切の貼紙がされていましたよ。そして、この展覧会の展示内容と背景がさらに詳細に解説されている書籍「菌類のふしぎ―形とはたらきの驚異の多様性」がすばらしいんです。初めて菌類に興味を持った読者が、体系的な菌類の分類や、自然界での役割や人間との関わりが理解できるように配慮されていて、そのきのこにだって読みやすい本なんです。科学っていうと何だかとっつきにくくて小難しい展覧会を思い浮かべてしまいますが、キノコの世界はとっても美しくて、とにかくおすすめです。

この展覧会は2009年1月12日まで開催中です。まだの方はぜひ。