きのこを好きになっていちばんうれしかったのは幼い頃大好きだった童話の中にひっそりとキノコがいてくれたことでした。キノコは言葉にこそしませんが、きのこはそのきのこが大きくなって再び童話を手にするであろうことを知っていてくれたような気がしたのでした。 *ふしぎの国のアリス 講談社より *白雪姫 講談社より *ピーターラビットの野帳 「りすとナトキンのお話」より