「キノコ最前線」タグアーカイブ

キノコ最前線 森姉弟編

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今日はご菌所(近所)から森はるかちゃん(小学3年生)、森ゆきやくん(小学1年生)姉弟の登場です。姉弟が帰ってしまったあとにそっと二つのキノコが残されていました。はるかちゃんとゆきやくんは折り紙で何だって作れるんです。真四角の紙からこんな愛らしいキノコを作れるなんて素晴らしい!しかもそっと置いていってくれるという演出まで・・・とんでもない大物の予感を感じます!このまんまで大きくなって下さいね。

キノコ最前線 ピーター・グリーナウェイ編

きのこ好きの皆様いかがお過ごしでしょうか?きのこが境界線のむこうとこっちを行ったり来たりするという様に惹かれる方は多いのではないでしょうか?そこで今日は境界線を行ったり来たり、とってもキノコ的なイギリスの映画監督ピーター・グリーナウェイの登場です。これでもかこれでもかという程のシンメトリー、数字、記号、遠近法の多様更には死と性の残酷で過激な映像で目を覆ってしまいたくなり嫌悪感を覚え始める、ふと自分が引いていた境界線さえもどこにあったのかと混乱してきた頃グリーナウェイの更なるマジックは続きます、あとは溢れんばかりの色彩と圧倒的な映像美とマイケル・ナイマンの音楽がとんでもない世界に連れて行ってくれること間違いなしです。
余談ですがグリーナウェイはジョン・ケージから非常に大きな影響を受けたとのことです、うーんきのこは繋がっている。

・皆様の菌線の触れる作品を見ていただけたら最高です、画像は参考までに掲載しました。

キノコ最前線フェルディナン・シュバル

800px-facteur_cheval_-_facade_est 1879年フランスのドローム県オートリーブで一人の郵便配達夫が石につまづいた。彼の名はフェルディナン・シュバル。その日から彼は郵便配達の仕事を続けながらも石拾い、石積みに没頭していく。1912年石につまづいてから33年の年月が経っていた、シュバルの奇妙な素晴らしい理想宮は完成した。石に選ばれし者フェルディナン・シュバル。シュバルはこれほどまでに素晴らしい建築物をこの世に残してくれました。そのきのこはシュバルが残してくれたものはもう一つあるって思います。人がある出逢いというものによってどれほどのものを生むのかということ、彼は建築の教育を受けた人ではなかったといわれています、ただ配達する絵葉書や切手を熱心にながめていたと・・・、このようにして出来たシュバルの理想宮を前に誰しも子供の頃なにかに夢中だった自分にもう一度出逢えるような、そしてキノコにも同じ力があると思えてなりません・・・

キノコ最前線 川崎琴未編 

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今年も押し迫ってまいりました、皆様いかがお過ごしでしょうか?本日のキノコ最前線は、千葉県の小学2年生河崎琴未ちゃんの登場です。上の写真をご覧になってお気づきになられましたか?ひときわ強い光を放つ素晴らしい書がありますね。もちろん真ん中の段、右から2番目ですよ。無限の選択肢がある中から、「きのこ」という言葉を選ぶ感性、ただものではありません。この作品を最初に見せられた書道の先生のポカンとした顔が目に浮かびます。川崎琴未ちゃん、将来が楽しみですね。

キノコ最前線 フランク・ロイド・ライト編

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H3.F.LL.WRIGTH.JHONSON WAX.

近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトと聞けば旧帝国ホテルを思いおこされる方も多いのではないでしょうか?そのきのこで取り上げるのはジョンソンワックス本社ビルです。森のようなオフィスです。ライトは自然を軽んじ、人間を画一化する20世紀のアメリカ文明に生涯徹底して抵抗を続けました。そんな彼の作品は今でも世界中の人々に愛され続けています。彼の「自然に還れ」というメッセージは、このビルが70年の時を刻もうとする今、現在を生きる私達にも森の声を、そしてきのこの声を届け続けてくれています。

キノコ最前線 チュートリアル編

お笑い界最大の祭典「M-1グランプリ」2008年大会も終わってしまいましたね。皆様ご存知でしょうか?2006年のM-1でチュートリアルを完全優勝の陰で活躍していたキノコ達がいたことを。優勝前年のM-1で「エリンギ」を登場させています。エリンギを登場させてからの彼らは違っていました。妄想ワールドと気持ち悪さが倍増し存在感を確実なものにしていきます。そして翌年完全優勝。現在もますます活躍の幅を拡げる彼らですが、自分たちのDVD「チュートリアリズムII」に煮込ハンバーグのマッシュルームときのこカレーを登場させ、しかも連呼しています。キノコのミラクルを肌で熟知しているチュートリアルの今後の活躍から目が離せません。

*詳しくご覧になりたい方は
 

キノコ最前線 ダウンタウン松本人志編

現在テレビなどで活躍されている芸能人の中にも、どう見てもキノコ的としか思えない拡がりをみせている人がおられます。そのきのこでは有名人をきのこになぞらえて「あの人は土壌がしっかりしている、菌糸の伸ばし方がすばらしい」と感じる人、いや琴線(菌線)に触れる人を紹介していきます。そのきのこの独断と偏見に満ちていますこと、そしてそのきのこ最大の賛辞でありますことをご理解頂いた上で読み進めて頂けたらと思います。

キノコ最前線1号はダウンタウンの松本人志さんです。

スキマ男

みどころ:スキマ男(とみよしさん)は、壁と壁の間、洗濯機のホースの中、自販機の中と、ありえないところに出没します、その出没ぶりはキノコそのもの。おまけにスキマ男の足は腐ってきています。菌類の匂いがプンプンします。更には包丁を持っています、包丁=毒キノコとみなします。松本氏は笑いでもってきのこの魅力を(知ってか知らずか?)拡げてくれる方だとそのきのこはびしびし感じております。

ここで、相良直彦の「きのこと動物」という文章をご紹介します。

キクイムシは木に穴をあけるが、木は消化できぬので、いたずらに隙間を作るだけ。ところがその隙間にキノコのカビが生えて、それが木を消化してくれる。

近代は、それぞれの自己が確立して、言葉によって絆を結ぶと考えるが、絆よりは隙間。人と人の間には隙間があるからこそ、そこに言葉のカビが生える・・・

人と人の隙間、言葉と言葉の隙間。今の私たちがもう一度見つめなおすべき世界は、この隙間のキノコが枯れた木を土に還すように、物や言葉であふれた世界を隙間から分解して見つめる、キノコ目線からの世界なのではないでしょうか。このスキマ男のコント、隙間に生えたカビが世界を分解する様を、絶妙な言葉と間で描いた作品といえるのではないでしょうか。

きのこと隙間について詳しくお知りになりたい方は、森毅さんの名著「キノコの不思議—「大地の贈り物」を100%楽しむ法」に上の文章が収録されています。読んで頂ければ尚よろしいかと思います。