「キノコの不思議」タグアーカイブ

きのこイベント

素敵なきのこのイベントのお知らせです、武蔵野市立吉祥寺美術館で開催されます。詳細はこちらでご覧ください

小林路子の菌類画 きのこ・イロ・イロ
2015年4月4日(土)~5月17日(日)
会期中の休館日:4月30日(木)

小林路子は「きのこ」を描き続けています。
 1986年、書籍『キノコの不思議』(森毅編、光文社)の挿絵の仕事を機に、その魅力にとりつかれ、以来約30年間、山野に通い、「きのこ」を探し、絵に描く、という暮らしを重ねてきました。多種多様な「きのこ」と出会い、その一体一体と忠実に向き合い続けることで、緻密で類まれなる「きのこ」画の世界を築き上げた小林は、現在、日本の菌類画の第一人者ともいえる存在です。長年の観察と蓄積された知識にもとづくその描写はまた、学術界からも認められ、植物・菌類図譜の世界的コレクションを誇るイギリスのキュー王立植物園にも作品の一部が収蔵されています。
「ボタニカル(=植物の)・アート」とは一味異なる菌類画のテイスト。迫真的で幻想的で魅惑的な「きのこ」の森の入口へと皆さまをお招きします。

*吹春先生より教えて頂きました、ありがとうございました!

ふしぎの国のアリス

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このアリスの本小さい時からあった本でずっと物置に置きっぱなしになっていたので黴臭いです。でもこの菌臭がこれまたいいのです。あぁ自分は菌類なんだなと感じる瞬間です。

カビや茸の匂いーこれからまとめて菌臭と言おうーは、家への馴染みを作る大きな要素だけでなく、一般にかなりの鎮静効果を持つのではないか。すべてのカビ、茸の匂いではないが、奥床しいと感じる家や森には気持ちを落ち着ける菌臭がそこはかとなく漂っているのではないか。それが精神に鎮静的にはたらくとすればなぜだろう。
菌臭は、死ー分解の匂いである。それが、一種独特の気持ちを落ち着かせる、ひんやりとした、なつかしい、少し胸のひろがるような感情を換気するのは、われわれの心の隅に、死と分解というものをやさしく受け入れる準備のようなものがあるからのように思う。自分の帰ってゆくかそかな世界を予感させる匂いである。

『キノコの不思議』の中井久夫さんの文章です。

そしてやっぱりこのページは大好きです。
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元来、ファンタジーとは、異界との通話の物語のはずだった。異界を偏見で固定させたところで、ファンタジーにはならない。すべてが死であったり、すべてが夢であったりするのではない。生と死が交錯し、幻想と現実が混在するからこそ、ファンタジーなのだ。そして、本来は、人間もまた、その生命の中に、生と死が交錯し、幻想と現実が混在しているはずだ。死を閉じこめ、幻想を見ないことにして、生活を安楽にしているだけのことだ。だから、ときにはそれを解き放つため、ファンタジーがある。                      (森毅著 「キノコの不思議」より)

あけましておめでとうございます!2013年はこの森毅さんの言葉がなにかのヒントになるような気がしています、2013年もどうぞそのきのこを宜しくお願い致します。

もしも菌類が存在しなければ・・・

もしも菌類が存在しなければ、落ち葉はもとより、風に倒れた木が累なりあって、どうしようもなくなるだろう。しかしながら、木の倒れるのを待っていては処理が間に合わない。そこで、まだ生きているあいだから、死体処理は開始され、生物は病み始める。腐った木や湿った土とは書いたが、それ自体が、キノコたちの存在様式であって、死とは生の一部分でもあるのだ。 だから生とは死を組み込んで成立している。菌と植物、あるいは菌と動物の共生というより、それは生と死の共生でもある。人は死を異界に閉じこめようとする。土の中の異界は閉ざされている。それでもその異界からの贈り物としてのキノコたちの姿を通じて、生と死の交錯を考えることができる。

mushrooms and cross

きのこの匂いについて

お寺って不思議な場所です、特にそんなことを感じる行事(報恩講)が11月に行われたのです。
20101123 022

20101124 011

20101123 010

カビや茸の匂いーこれからまとめて菌臭と言おうーは、家への馴染みを作る大きな要素だけでなく、一般にかなりの鎮静効果を持つのではないか。すべてのカビ、茸の匂いではないが、奥床しいと感じる家や森には気持ちを落ち着ける菌臭がそこはかとなく漂っているのではないか。それが精神に鎮静的にはたらくとすればなぜだろう。
 菌臭は、死ー分解の匂いである。それが、一種独特の気持ちを落ち着かせる、ひんやりとした、なつかしい、少し胸のひろがるような感情を換気するのは、われわれの心の隅に、死と分解というものをやさしく受け入れる準備のようなものがあるからのように思う。自分の帰ってゆくかそかな世界を予感させる匂いである。

幼い頃からお寺って不思議だとは感じていましたが、ずっと言葉にできなかったおもいが、この中井久夫さんの文章だったのです、自分のために書かれているのかって思ってしまった程でした。だから『キノコの不思議』は大切な本なのです。

キノコ最前線 笑い飯編


きのこ好きの皆様!今日は漫才界に新風を吹き込んだ笑い飯の登場です。いわずとしれたWボケという手法をとっています。
ところできのこに出逢うことができて、アリの目で眺める世界があったという驚きとおかしさは増えるばかりでなくなることはありません。
という訳でアリの目で眺める世界をメルヘンチックに漫才のネタにしてしまった笑い飯の傑作”アリ”をご覧ください。彼らは他にもメルヘンチックな題材をモチーフにしていて、そのきのこは”笑い飯の目で眺める世界”からも目が離せないんです。

アリの目で眺める世界 伊沢正名について詳しくお知りになりたい方は森毅さんの名著「キノコの不思議—「大地の贈り物」を100%楽しむ法」読んで頂ければ尚よろしいかと思います。