この本の中できのこを撮影された藤澤寿さんは撮影後記の中でこんな風に書かれています。

目にも留まらず注目もされない名もないきのこ達を、なりふり構わず地面を這い廻って探し求めました。

それはそれは妖精のようにすぐ消えてしまいそうなきのこ達ばかりです、谷川さんの詩が添えられていてきのこ達を触るようにそっとそっと触れたくなるような本です。